解説
この木管五重奏曲は、当時の貴族家系の音楽家Carl Friedrich zu Löwenstein – Wertheim- Freudenberg(1781–1852)がプレイエルの作品に基づいて編曲したもので、バセット・ホルンの使用が特徴です。第1楽章 Allegro(3/4)[F]はソナタ形式。第1主題[F]は下行分散和音の動機が躍動し、第2主題[C]は付点音形の跳躍、第3主題[C]は半音階旋律が上昇を重ねます。第2楽章 Andante amoroso(2/4)[B]は二部形式で、前半に愛らしい旋律が舞い、後半[c]は哀歌を奏でます。第3楽章 Menuetto(3/4)[F]はダ・カーポ形式。繊細な伴奏の中に、トリル風のアウフタクトを伴う滑稽なメヌエットが戯れ、牧歌風のTrio[F]へと続きます。終楽章 Rondo Moderato(2/4)[F]では、素朴な民謡風ロンド主題が軽快に踊り、2つの類似挿入句に装飾を施された農民風舞曲が乱舞します。(解説/佐野悦郎)ニュース
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