解説
ニコロ・ヨンメッリはイタリアの作曲家です。ナポリのサントノフリオ音楽院、ピエタ・デイ・トゥルキーニ音楽院で学んだ後、1737年の初のオペラ作品によって名声を博し、成功を収めました。1743〜46年ヴェネツィアのインクラービリ養育院の音楽監督、1749 年ローマの教皇庁礼拝堂楽団の副楽長、1754〜68年シュトゥットガルトの宮廷オペラ作曲家を歴任。晩年はイタリアに戻って作曲を続けました。J.A. ハッセの様式を範としたヨンメッリは、ナポリ楽派におけるオペラ・セリアを代表する重要な作曲家の一人です。このニ長調の協奏曲は2024年にVIGOR MUSIC 社から出版されました。器楽合奏的なアレグロ、インテルメッゾ風のラルゴ、心地よい3 拍子のアレグロの全3 楽章から成り、短いながらも聴衆の耳を捉える魅力ある作品です。作曲年代は判明していませんが、18 世紀中期の劇音楽のエッセンスを感じさせる協奏曲です。(解説/諸田大輔)ニュース
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