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ケックランは理工科学校で勉強した後、パリ音楽院で、マスネ、ジェダルジュ、そしてフォーレに学びました。現在、作曲家としてはあまり有名ではありませんが、天文学者、数学者、画家としての面も持ち、音楽学者、教育者としても人格者であった彼の作品は、独自の作風を持っています。 ピアニストのピュイグ=ロジェ先生は生前、ケックランの家族と親交があり、彼が自然に親しみ、長い白鬚の間を子猫をかいくぐらせて「ミャオじいさん」と呼ばれて敬愛されていた話をうかがったことがあります。 「14の小品」は、もともと、フルート独奏のために作曲されたものに、後でピアノの伴奏を付け、ジャン・メリのフルート、作曲者のピアノにより、1941年に初演されました。外への効果を求めないケックランの作風になじめない方もあるかもしれませんが、シンプルな筆致に深い味わいが隠されています。フランスの作曲家でありながら、日本のうたに近いものもあり、意外な接点が見つかるかも知れません。(解説/三上明子)スタッフより
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