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再発見!エチュード・コレクション ETUDE
第7回目 「Louis DROUET : 25 Études」
第7回目 「Louis DROUET : 25 Etudes」<題材として取り扱っている楽譜>

楽譜ID : 3111 ドゥルーエ、ルイ・フィリップ 「25の練習曲」(出版社 SCHOTT)
楽譜ID : 2170 ドゥルーエ、ルイ・フィリップ 「25の練習曲」(出版社 LEDUC)
楽譜ID : 13283 ドゥルーエ、ルイ・フィリップ 「25の練習曲」(出版社 BROEKMANS)

 今回ご紹介するエチュードは、1800年代初頭に大活躍したオランダのフルーティスト、DROUETのMethode から抜粋された「25の練習曲集」です。
 DROUETは、革命の動乱を逃れて故国フランスから亡命したフランス人の父とオランダ人の母との間に1792年アムステルダムで生まれ、1800年代初頭にヨーロッパとアメリカで大活躍したフルーティストです。 幼少よりフルートの神童として名を馳せ、16歳でオランダ国王付き独奏者に任じられました。その3年後には、ナポレオン一世の招きでパリの皇室フルート奏者となり、フランスのTulou (1786-1865) , ドイツのA.B.Fürstenau (1792-1852) , イギリスのNicholson (1795-1837)と並び称され、ヨーロッパ中で活躍し、1873年スイスのベルンで亡くなりました。

  Drouet自身の演奏は、Nicholsonのように大きい音ではなく、鮮やかなアーティキュレーション、とりわけダブルタンギングに賞賛の声が高かったと云われています。 また、DROUETは、作曲や教本の執筆にも腕を振るい、1827年には大変優れた教則本「Méthode pour la Flute ou Traité complet et raisonné」がパリのIgnace Pleyel社から出版されました。Schott社(Mainz,1830年)、R.Cocks & Co(London,1830年)からも相次いでリプリントされた事からも、その教本の価値は多くの人々に認められ、求められたことが伺われます。

Méthodeの内容は、  
  第1部:ソルフェージュ
  第2部:スケール(運指)
  第3部:12の二重奏(ハイドン,モーツァルト,ベートーヴェン,ロッシーニ,グルック等のメロディ)      
       5つの練習曲(運指指定付き)
  第4部:練習曲集/様々な音, 指使い, タンギングのための (No.1〜30)
以上の4つの部分から成っています。

 前置きが長くなってしまいました。今回ご紹介する「25 Études (25の練習曲集)」は、上記教本の第4部の練習曲集全30曲からの抜粋です。現在数種の出版社のものが出ていますが、どの版も、先ず教本30曲のNo.1からNo.24までを一様に並べています。楽譜購入の際に要注意なのは、25番です。練習曲集の最後にあたる25番目の練習曲のチョイスが版によって全く違った曲を選択しているのです。

では、ここで3種のエディションにはどんな違いがあるのかを見てみましょう。

 まず、SCHOTT 社版は、元々Méthode の原典を出版した経緯もあり、信頼性の高い版です。問題の25番には、MéthodeのNo.30: 14ページに及ぶ長大なGrand Exercise 【譜例1】 が充てられ、序文に、校訂者Nikolaus Deliusによって、跳躍音形, 刺繍音, アーティキュレーション, スタッカート, イントネーション,等の項目別に、それぞれの練習目的には、No.・・・を練習するのかをまとめて示されています。

 LEDUC 社 は、Schottと同じくGrand Exerciseを25番に配し、校訂者Louis Fleuryによる各練習曲のはじめに、アドヴァイス(例えば、No.1:指と音の均等、音程の正しさと純粋さに注意・・・など)が示されているのが特徴です。

 Broekmans en Van Poppel B.V. 社(Amsterdam) は、前2社とは全く異なるÉtude moduléeを25番に置いています。これは、Méthodeとは全く別のDrouetによるイギリス民謡 “The Blue Bells of Scotland (スコットランドの釣り鐘草)”の変奏曲です 【譜例2】

 上記各社の版では、それぞれ校訂者による注意や練習の目的が記されていますが、原典MéthodeのDrouetによって記された各練習曲のタイトル(練習課題)は、

* No.1〜6 , No.9 : 「スラー(レガート)」の練習。
* No.8 , 16 , 20 : 「音の改良」の練習。
* No.10 : 「スラー(レガート)」と「音の改良」両方の練習。
* No.11〜15 , 17〜19 , 21〜23 : 「各種アーティキュレーション」について。
* No.24 : 「Tipping (スタッカート)」の練習。

といった具合です。Drouetが得意とした”鮮やかなアーティキュレーション”を、彼自身の練習方法で実践し、その技術の秘密を探ってみてはいかがでしょう?


【譜例1】 【譜例2】

第7回目 「Louis DROUET : 25 Etudes」<題材として取り扱っている楽譜>

楽譜ID : 3111 ドゥルーエ、ルイ・フィリップ 「25の練習曲」(出版社 SCHOTT)
楽譜ID : 2170 ドゥルーエ、ルイ・フィリップ 「25の練習曲」(出版社 LEDUC)
楽譜ID : 13283 ドゥルーエ、ルイ・フィリップ 「25の練習曲」(出版社 BROEKMANS)
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