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ファッシュはJ.S.バッハと同世代のドイツの作曲家で、後期バロックから古典様式への道筋を辿り、室内楽はじめ多種多様な楽曲に管楽器を取り込んだことで知られています。この作品も同様で、「天使のソナタ」と例えられる程に清純な音色を聴かせる傑作です。ファッシュの友人テレマンの「四重奏曲 ニ短調 TWV43:d1」と共に、綺麗な3本の笛の音は聴衆を魅了し、日本ではリコーダーをフルートに置き換えた編成でもよく演奏されています。教会ソナタの4楽章配列(緩−急−緩−急)で書かれ、第1楽章 Andante 4/4[G]はフルートの美しい旋律が清らかに流れ、その旋律線の間を縫うように並行3度進行の2本のリコーダーが対話し合います。第2楽章 Allegro 2/2[G]は協奏曲風に書かれ、フルートが華麗に分散和音主題で戯れる中、並行3度進行の2本のリコーダーが対話を積み重ねます。第3楽章 Affetuoso 3/4[e]はフルートが付点音符で悲しく揺れ動くアリア風旋律を歌い、それにリコーダーが慰めるように寄り添い哀歌を歌います。最後の4小節は装飾楽句です。第4楽章Allegro 3/8[G]は軽快な舞踏で、フルートの主題と並行3度進行のリコーダーが舞踏風主題を模倣し合います。(解説/佐野悦郎)スタッフより
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