解説
この美しい名曲 『ホルベアの時代から』 は 「デンマークの文学の父」 として、北欧で敬愛されている、ルドゥヴィ・ホルベア男爵 (1684-1754) の生誕二百年祭 (1884) のために、先にピアノ独奏曲として書かれ、その翌年に弦楽5部合奏版として書き改められました。当時のデンマーク啓蒙君主フレデリック5世の宮廷文化の華やかさを思い起こさせる、優雅な 「バロック風の宮廷舞曲」 を用いた 『古典組曲形式』 で書かれています。この組曲は 【14人のベルリンのフルーティスト達 】の、中編成でCD収録により紹介されましたが、この楽譜 《D.Geller編曲》 では【四重奏または五重奏 [4Fl. AltoFl ad lib.]】 用が基本編成になっています。原曲に忠実に、原調で、ギャロップ風の急速な「前奏曲」、優美で叙情的な「サラバンド」、典雅で活き活きした「ガヴォット」、爽快な流れの「ミュゼット」、悲劇的な「アリア」、軽快で躍動感溢れる「リゴドン」、以上全6楽章構成です。(解説/佐野悦郎)スタッフより
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