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フランス女流作曲家の草分け的存在のメル・ボニスは、実にドラマチックな人生を送りました。16歳の時にフランクに才能を見出されて、1年後にパリ音楽院に入学。ギローに師事して順調に勉学を進めていましたが、声楽のクラスのエティシュと恋に落ちます。しかし両親に結婚を反対され、退学を余儀なくされた上に、25歳年上の実業家と結婚させられてしまいます。実業家の妻の生活を10年以上続けた後、再会したエティシュの励ましもあり、1900年頃より再び作曲活動に戻り、300曲におよぶ作品を残しています。名フルーティストのルイ・フルーリーと交友関係があったので、フルートを含む室内楽に関しては、彼の演奏から多くインスピレーションを受けています。この曲は、残された手書きの楽譜の中から発見されましたが、「終曲」と題されているものの、その前の楽章は見つかっていないため、出版者の見解で「スケルツォ」の題名が与えられ、単一楽章のまま出版されました。3連符の流れがフルートとピアノのパートに振り分けられて全体を貫く中で、フルートのスタッカート跳躍が効果的に活かされて、生気のみなぎる作品です。スタッフより
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