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シャミナードは、最近、女性作曲家の復権という視点から、改めて注目を集めています。音楽的な環境になかったのに、8歳の時に教会音楽を書き始めたシャミナードを見出したのはビゼーでした。その当時、パリ音楽院にはまだ女性の入学が認められていなかったので、クーペ(ピアノ)、サヴァール(対位法、和声、フーガ)、マルシック(ヴァイオリン)、ゴダール(作曲)などにプライヴェートで師事し、指揮者としても18歳から活動し、フランス以外でも、イギリス、アメリカで成功を収めました。有名な 「コンチェルティーノ Op.107」 は、1902年、パリ音楽院卒業試験のために作曲されましたが、この「舞曲 Op.30」は、もっと若い時にサロン用の音楽として作曲されたのでしょう。華やかな出だしから、フルートがバレリーナの動きを音で描写するような音楽が描かれます。師であるゴダールの 「3つの小品」 の第3曲ワルツを思い出させるところが何ヶ所かあります。カデンッァ風な速いパッセージもあるので、プロフェッショナルの奏者を念頭に作曲された作品でしょう。(解説/三上明子)スタッフより
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